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  • 1-3-2 たったの五千六百円なのよ・・・
    安部公房作 カトレア読書会演出 「友達」 2006年11月30日(木)~12月3日(日) 手織座にて

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2009年4月 3日 (金)

竹内健「ワクワク学説」

4月2日(木)19:30~ 仙川「ニワコヤ」(http://www.niwa-coya.com/)にて
第四十三回カトレア読書会が、一年ぶりに復活して開催されました。

参加者は、市村さん、田中さん、荒井さん、帆足さん、清水さん、輿石さん、秦さん、笠原さん、リアルマッスル泉さん、管理人、の10名。プラス、新婚の秦さんの奥様ナヒさん。
テキストは、竹内健戯曲集から「ワクワク学説」。竹内健・・・竹内健・・・知りませんでした。「ワクワク学説」は1966年に上演されたそうです。

では物語の解説を・・・

【登場人物】
司会
秘書
少年
書記
大審問官(学者A)
学者(B、C、D、E)

【あらすじ】
中世の異端者審問にも似た風景、前面の平土間を囲む半円形劇場。そこに漆黒の喪服らしき衣に身を包んだ五百余名の学者たちが座っている。平土間の中央に椅子。いわばこれから審問にかけられる者の席である。左端に、椅子に腰掛けた男女、書記か秘書係りであろう。

そして司会者登場・・・

何かの講演会か、説明会か?なんの催しか、わからないまま司会者は言う。まさに「タイトルの「ワクワク」とは一体何なのか?」
そう、物語は、最後の最後まで「ワクワクとは一体何なのか?」を問い続けます。

「ワクワク」・・・嘘か誠か(見たことないからねぇ・・・)、古代の文献や物語には(たとえばアラビアン・ナイトとか)、「中国の東(東シナ海)に、「ワクワクの島」という島があり、「ワクワクの木」という樹木がある」。で、ワクワクの木には、人間そっくりの実がなり、その実が落ちる時はワクワクと泣くと言われていると。

実は、司会者や、人物たちが待っているこの講演会だか催しは、そのワクワクの国を本気で探しまわっている男、仮にT氏と名づけられた男の『ワクワク起源論序説――人類の発祥地は何処か』という論文の発表会だったのです。
しかし、肝心の男、T氏は待てど暮らせど現れない。やがて父の代わりだということで、その息子、ひとり少年が表れます。父から言付けられた書簡によって、舞台は、人類の古代からの壮大なワクワク探しの物語、数々の冒険者や覇者たちの、飽くなきユートピア探し、エルドラド、ジパング探しの叙事詩が謳われます。
そして、同時並行に、秘書=女、どうやら、少年の母親であるこの女の、不義密通をしたと思しき物語も密やかに語られます。

男は、南の果てを目指し、女は森へ入る・・・

ええ、まあ、これじゃあなんだか分からないでしょうが、興味のあるかた、是非Amazonの古書で買うか、東京都の公立図書館横断検索にかけて、この本がある図書館を見つけてください。
面白かったっすよお。

でも、
500人の学者たちの首に、ロープがかかり、首吊りをする・・・なぁんてシーン、どうやりましょうかねえ。。。

なんか、「発見の会」で、いつも戯曲を書き下ろされている、上杉清文の戯曲に非常に通じるものを感じます。っていうか、いろんなうんちくや文献の引用を混ぜ込んで構築していくスタイルに、そう感じたのでしょうかね。

しかし、この竹内健さん。この戯曲集が唯一だそうで。本分は「東流郡外三郡史」はじめ日本疑史の研究家として名高い(?)そうです・・
ん~、読んでみにゃわからん!(そんな身も蓋もないことを・・・)

会終了後、秦さんの新妻が、本場チジミを焼いて焼いて焼きまくってくれました!なので、僕らも、食べて食べて食べました!んまかった!決め手は、たくさんの韮と牡蠣ですな!
わいわい楽しく終電近くまで。

仙川駅前の桜は見ごろです。

次回は、再来週。今後、隔週で開こうと思います。曜日は未定。

それでは、みなさん、また次回お会いいたしましょう。
また、このブログ読んで興味もたれた方、是非おいでください。

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コメント

バックグラウンドミュージックは、
「アルビノーニ」です。と、竹内建氏が言っております。

小太郎の母様

補足ありがとうございます。
是非一度、会にも足をお運び下さい。

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