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友達フォトアルバム

  • 1-3-2 たったの五千六百円なのよ・・・
    安部公房作 カトレア読書会演出 「友達」 2006年11月30日(木)~12月3日(日) 手織座にて

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2006年8月31日 (木)

安部公房「友達」(改訂版)/安部公房「お化けの島」

第二十一回カトレア読書会が8月30日(水)夜、駒込にて行われました。
参加者は、笠原さん、秦さん、輿石さん、市村さん、南波さん、帆足さん、泉くん、北川さん、林の9名でした。
今回は合宿で読んだ安部公房/作「友達」の1974年版と、「お化けの島」を読みました。

「友達」・・・都会の片隅に独身の男ひとり。ある晩、婚約者との電話中に、彼の部屋に怪しげな集団が闖入する。かれらは祖父、父、母、長男、長女、次男、次女、三男、末娘9人家族。「あなたの為を思ってやってきた」というまるで幸福の押し売り家族。パニックに陥る男だったが、やってきた管理人も警察官も身内のもめごとと全く請合ってくれない。困り果てる男。やがて男の部屋は家族達に完全に占拠され・・・

今回読んだ本は、初演時に「祖母」だった役が「祖父」に変わり、家族を追いかける「記者」の役が、婚約者の兄に変わり・・と、どうやら当時上演した劇団の都合で書き直しされたようです。ですので、初演版で面白かったシーンが削られていたり、反面、初演版ではちょっと冗長だったり、無理やりな感じがあったシーンが無くなり、面白いシーンが足されたりと、初演版、改訂版、比べると一長一短な感想を持ちました。もし上演するならば、その両方の作品をうまくミックスさせれば面白くなるのではという感触です。

もう一本の「お化けの島」。とある地方の島の学校。ここでは生徒も女先生も、そこに住み着いてる“お化け”達と仲良く共生している。耳オバケ、鐘オバケ、反対オバケ、音楽オバケ、風オバケ・・・ユニークでかわいらしいオバケ達。そんな島の学校に東京から山田くんが転校してくる。山田くんは見えるものしか信じず、オバケなんかいないと島の子供達をバカにする。しかし、オバケの存在に気づきはじめると、今度はオバケを島から追い出しにかかろうと、あの手この手でオバケにいじわるを始める・・・

子供のための芝居だったのでしょう。非常に楽しい構成で最後はハッピー・エンドなのですが、一筋縄でいかないのが安部公房なのか、その物語の台詞には、危険な武器や戦争を思わせる残酷なアイテムが散らばり、ドキっとさせる台詞も数々あります。人形劇でも着ぐるみをちゃんと作っても充分大人も鑑賞に堪えられる作品になるのではないでしょうか。

さて、来週は引き続き安部公房シリーズで「おまえにも罪がある」と、以前に一度読んだのですが、参加者で読んでない方が幾人かいらっしゃいましたので「制服」を読みたいと思います。

9月の予定ですが

第二十二回 9月6日(水)18:30~21:30

第二十三回 9月13日(水)18:30~21:30

いずれも駒込にて催します。それ以降は未定ですが巣鴨でやれればと思っています。

それではどちら様も、是非ふるってご参加ください。プロアマ問いません。ご自由に遊びに来てください。

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