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  • 1-3-2 たったの五千六百円なのよ・・・
    安部公房作 カトレア読書会演出 「友達」 2006年11月30日(木)~12月3日(日) 手織座にて

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2006年8月 8日 (火)

ジョン・フォード「あわれ彼女は娼婦」

第十七回カトレア読書会が8月3日(木)夜、駒込にて行われました。

参加者は、笠原さん、秦さん、輿石さん、市村さん、近藤さん、林、そして、近藤さんの声優事務所のメンバーである羽豆さんが初参加。以上7名でした。

今回のテキストはジョン・フォード「あわれ彼女は娼婦」。

【物語】
時代は中世イタリアのパルマ。青年ジョヴァンニは、敬愛する神父に、妹アナベラを女性として愛しているという告白をする。それは彼の心を長く苦しめてきた想いだったのだ。神父が止めるのも聞かずジョヴァンニはアナベラに告白してしまい、相思相愛だったことがわかる二人は結ばれてしまう(キャ♪)。しかし運命の歯車は動き出し幸福な時は長く続かず、アナベラが妊娠していることが分かる。その妊娠の偽装のためにアナベラは求婚されていた貴族のソランゾのもとに嫁ぐ。しかしソランゾはすぐにアナベラの不貞を見抜いて怒り心頭。しかもアナベラの腹の子が実の兄ジョバンニであることを探りあて、その怒りと嫉妬のために二人をある策略にはめようと画策する。果たしてジョバンニとアナベラの運命やいかに?!

のっけから「ロミオとジュリエット」近親相姦バージョンであることがわかります。当時としては非常にセンセーショナルな作品であったことは慮れます。1627年頃に書かれた作品とされていますが、日本でいえば三代将軍・徳川家光の頃ですな。日本がようやく戦国時代から徳川の太平の世に移行する頃に、ヨーロッパでは既にこのような退廃的な作品が上演されていたんですからねえ・・・

実は二時間半以上もある戯曲でしたので、終幕まで読みきっていません(苦笑)果たして二人はどうなってしまうのか?!まあ、話の流れとしては決してハッピーエンドで終わらないことは確かでしょう。うん。

しかし、ジョン・フォード(John Ford 1586~1639(?))。シェイクスピアと同時代のイギリスの劇作家であるということ今回初めて知りました(お恥ずかしい)。なにせ「ジョン・フォード」といえばアメリカの映画監督でジョン・ウェイン「駅馬車」「黄色いリボン」がまず思い浮かんでしまいますからね。全く別人であります。

しかしジョン・フォード、面白い。他の作品も読んでみたくなります。「あわれ彼女は娼婦」って典型的な古典という感じで、カトレア読書会が無かったら、まず自らすすんで読んでみようという戯曲ではないことは断言できます。しかもこの長い戯曲を最後まで読みきる気力もなかったでしょう。シェイクスピアもそうですが、こういう格調高い“歌うような”台詞を読むのも大変醍醐味があって楽しいものです。

そういえば蜷川演出の三上博史、深津絵里で7月いっぱいBunkamuraシアターコクーンで上演されていたようですね。観たかったかも・・・

さて今週の読書会は、10日(木曜)巣鴨で行います。テキストは、先週読みきれなかった「あわれ彼女は娼婦」の終幕部分と、二ール・サイモン「二番街の囚人」を読みたいと思います。ああ、「あわれ~」どうなっちゃうんだろ?!楽しみです♪

では皆様、プロアマ問わず自由にご参加ください。飛び込みも大歓迎です。一報ください♪

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コメント

すてきカトレアチック壁紙。
じゃまな広告文字もなく、引越しおめでとう。

itchさんありがとうございます。壁紙は「アリスのお茶会」のイメージです。

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